羽生竜王は「いかに人と違う発想とか、アイデアとか、そういうのを持つことができるか、考えることができるかっていうところを大切にしているというところはあります。」と語ります。
決着局となった第5局では角を互いに持ち合った「角換わり」という戦型になりました。この戦型では角を自陣に打たれることに注意しなければなりませんが、羽生はわざと角を打たせるという大胆な攻めをしました。普通の棋士ではなかなか思いつきません。

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