研究の結果、65歳未満の人のうち1週間続けて睡眠時間が5時間未満という「平日も休日も短時間睡眠のグループ」は、1週間続けて7時間ほど眠っていた人に比べて、死亡リスクが52%も高いことが判明しました。しかし、平日は少ない睡眠時間で過ごしているものの、休日に長時間眠って「寝だめ」をする「平日は短時間睡眠で、休日は長時間睡眠のグループ」は、死亡リスクが1週間続けて7時間眠っている「平日も休日も中時間睡眠のグループ」と同程度にとどまっていたそうです。また、毎日9時間以上眠る「平日も休日も長時間睡眠のグループ」についても、短時間睡眠を続けるグループと同様に死亡リスクが高かったとのこと。平日と休日の睡眠時間差は、10~20代の若年層で大きくなる傾向にあり、平均して平日に7時間、休日に8.5時間の睡眠をとっていました。