雷は、上空の雲の中でぶつかり合った氷の粒が静電気を持つことが原因で起こる現象です。雲の中でたまった静電気による電荷の量がある一定のラインを超えた時に、本来は電気を通さないはずの空気層の絶縁が破られ、地球の地面や水面に対して放電を行うことでたまった電荷を放出します。その際の電圧は数千万〜2億ボルト、電流は数万〜数十万アンペアで、電力に換算すると平均で900ギガワットというとてつもないものですが、数千分の1秒で放電が完了するために、人々の暮らしを支えるための電力源として活用することはほぼ不可能であると考えられています。

更新情報知らせます はい 不要