バークシャー・ハサウエィCEOのウォーレン・バフェットは、ほぼ終日読書して過ごし、1日に500ページ読むことを勧めている。起業家のマーク・キューバンは、1日に3時間以上読書しているという。スペースXのCEOイーロン・マスクは、ロケットの製造法を本で学んだと語っている。
ただし、ビジネス界のビジョナリーたちが読書のメリットを称える際、ほぼ常に、ノンフィクションを推薦する。バフェットは2019年に19冊の本を推薦したが、その中にはフィクションが1冊もなかった。過去数年間にビル・ゲイツが推薦した94冊の本のうち、フィクションはたった9冊である。