私は最初から、絶対に温冷交代浴をやり抜こうと決めていた。不安も、熟慮も、躊躇もねじふせよう、とも決めていた。そして私の心が、一時的とはいえ抗議の声をあげても、ただ無視して体を動かし続けた(ある朝のことを今でも覚えている。温かい風呂から出て、水風呂に向かう間、私の心はこう叫んでいた。「本気でこんなことをしたいの? この快適な温かい風呂にいようよ」。だが、私の体はただ水風呂へと進み続けた)。

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