出張で月に14泊以上自宅から離れて過ごす人は、1~6泊の人に比べて、肥満度を表すBMIのスコアが有意に高かった。そして、次のような報告の傾向も有意に高い。健康に関する低い自己評価、不安にまつわる臨床症状、抑うつ、アルコール依存、運動不足、喫煙、睡眠障害などである。肥満である確率は、月に21泊以上出張した人のほうが、1~6泊の人と比較して92%高かった。また、この「超出張組」は最低血圧も高めで、高比重リポタンパク(善玉コレステロール)は低めであった。

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