投資信託を設立し、2524人から900万ドル(当時のレートで約11億円)以上集めることに成功。準備が整った同氏は、宝くじの当せん金が大きく跳ね上がるタイミングを待つだけとなりました。
そして1992年2月になると、キャリーオーバーの額が2700万ドル(当時のレートで約34億5000万円)に到達。いよいよ、全通りの宝くじの購入に乗り出すことになります。マンデル氏は700万枚以上の宝くじを購入するために、35人の人員を雇いましたが、トラブルなどで約22%の宝くじを購入することができませんでした。しかし、購入できた78%の宝くじの中に運よく1等が存在していたことで、同氏は2700万ドルの当せん金を手にすることに成功します。