独占していることを隠すために、
「自分たちがビジネスをしている市場はとても大きい」
というふうに表現します。

Googleの場合だったら、自分たちの業務を、
「検索エンジンビジネス」と
狭義に定義することはしません。

逆に、もっと定義を広げ、曖昧にして、
Googleは自分たちのことを
「テクノロジー企業だ」というふうに言うわけです。

つまり、
「Appleとも競争しているし、
 Facebookとも、Amazonとも競争している。
 自動運転の自動車の分野では、
 世界の自動車メーカーとも競合している」
ということを言って、
自分たちの企業をテクノロジー企業だと
定義しようとするわけです。

そうすることで、自分たちは
厳しい競争にさらされているのだと主張することができ、
当局から独禁法違反に問われることもないわけです。

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