流行の先陣を切るオーストラリアでワクチンの効果が低かったことが挙げられる。オーストラリアは南半球で季節が逆であるため、北半球の夏がインフルエンザのシーズンとなり、その後に控えた欧米での流行の度合いを予測する場ともなっている。

この年のオーストラリアでのワクチンの有効率は、わずか10パーセント足らずだった。ただ、これは何か大きな問題があったということではなく、インフルエンザの予防接種というのはそもそもが賭けのような要素を含んでいるものなのだ。

更新情報知らせます はい 不要