成長する企業は、何年も小さいままの企業よりも無形資産に対する投資額が大幅に多く、負債も大きく(投資をまかなうため)、年間損失が少なかった。罠から抜けることのできた企業はそうでない企業に比べ、総体的に大きな資産基盤を持っており、より若かった。顕著な点として、有形資産(不動産、工場、設備)への投資、自社株の買い戻し、配当の支払い、買収は、小規模からの脱却とはマイナスの相関関係にあった。

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