ところが星を一つとると、今度は二つ欲しいなと欲が出てしまって。そうするとぼく一人ストイックにピリピリした空気を出して、スタッフのサービスに対して、できてないところを、もっとああしろ、こうしろと言うように…。スタッフも疲弊して、距離もどんどんできて、自分が孤立していくのをハッキリ感じました。誰にも相談できなくて、孤独でしたね。そうしてスタッフ全員から、辞めると言われてしまったんです。
その時に話し合いを重ねて、スタッフの不満を受け止めて、申し訳ないと心から謝って。なんとかみんな、続けてくれることになりましたが、「人を大切にしないと、店はできない」ということを痛感した出来事でした。