殺菌作用のあるふきそうじ洗剤などを週に1回以上使う家庭は、全体の約8割を占めた。こうした家庭で育つ子どもはそうでない子どもに比べ、生後3~4カ月の腸内フローラで「ラクノスピラ科」の細菌群が優勢になる確率が倍増し、さらに3歳でのBMIが高くなる傾向にあることが分かった。

腸内フローラには個人差があり、その構成は3歳ごろまでに決まるといわれている。

チームによると、これまでの動物実験で、腸内にラクノスピラ科の細菌群が多いと脂肪が蓄積しやすいという相関関係が明らかになっているという。

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