売掛金とは販売時の未収入金を指し、商品やサービスを提供した際の代金授受が後日になる場合に計上される。ドラッグストアでは、健康保険適用対象の保険調剤がこれに相当する。例えば3000円分の調剤売上高が発生した場合、患者の自己負担分(3割)900円は現金収入となるが、健保負担分(7割)2100円は社会保険診療報酬支払基金の審査を経てからの支払いとなるため(期間は約2カ月)、その間「売掛金」に計上されることになる。
ちなみにウエルシアが235億円、ツルハが231億円とそれぞれ貸借対照表上の「売掛金」に計上されている。