イトーヨーカ堂は、日本全国で現在、180店です。採算がとれる見込みのない20%の店舗を閉鎖するので、近々、全国で150店以下に店舗数が減ります。青森県に4店舗、岩手県1店舗、宮城県2店舗というように、各県で2店から3店しかない飛び地での出店なのです。ドミナントエリア(商勢圏)を作らない飛び地出店は、個店が卸から小口仕入れすることを前提にして作られています。

 20%の店舗閉鎖を言っているユニーも、中部地方を中心に現在220店しかありません(2016年)。

 基盤条件として、日本型GMSには店舗数の少なさという問題があり、1回の発注で数万枚以上の量が必要な「開発輸入」の仕入れの面で、ユニクロやニトリに対して有利になる商品量の調達ができないのです。

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