不況時の卒業生は、みずからの仕事について、よりポジティブに、最終的に満足のいくように考える傾向にあった。選ばなかった道のことをくよくよ考えたり、こうだったかもしれないなどと思いを巡らしたりするのではなく、自分の仕事の良い点に着目し、仕事へのありがたみをより強く感じていたのだ。

 一方、好況時にキャリアを開始した人は、後悔や、疑念や、「もしも~していれば」という仮定に悩まされる傾向が高かった。

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