6月26日にはオマーンのクリヤットの夜の気温が42.6℃までしか下がらず、アジアの日最低気温の最高記録となりました。この記録が正式に認定されれば、世界記録となる可能性もあります。
また6月28日にはスコットランド史上最高気温記録となる33.2℃が観測されたほか、デンマークや北アイルランドでは史上最も暑い6月となり、フィンランドでは史上最も暑い7月となりました。
さらに7月5日にはアルジェリアのウアルグラで51.3℃を観測し、これがアフリカ大陸記録となる可能性も出ています。
この記録的な暑さはまだまだ収まりそうにありません。今週末にはポルトガルで51℃まで気温が上がる予想が出ており、これまでのヨーロッパの史上最高気温記録である1977年にギリシャ・アテネで観測された48.0℃を超える可能性があります。