コーナンが収益性と集客両面で好調さを出す要因は2つ挙げられる。

 第1に36.2%という売上総利益率。これはDCM(32.9%)、コメリ(31.8%)に大きく差をつけている。同社ではLIFELEXと称するプライベートブランド(PB)、オリジナル商品を日用品、園芸、作業関連など各部門に幅広く投入、拡大を図っている。例えば、季節性の高いレジャー関連売場でも1万円前後のキャンプ用タープ、1000~2000円の折りたたみチェアなどでオリジナル商品を投入し、コールマン、ロゴスなどの有名ブランドに対し、50~70%の価格帯で割安感を打ち出していることも顧客の支持を得ている理由だろう。

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