Airbnbが本拠地サンフランシスコ市との間に抱える軋轢は、先頃さらに悪化した。2015年2月からの新条例によって、Airbnbのホストは同市への登録が義務付けられた。しかし1年以上経過した現時点で、登録を済ませたホストはわずか5分の1程度にとどまっている。そして現在、市はホスト登録の責任を同社に負わせるべく、今後は当局が突き止める未登録物件1つにつき、1日当たり1000ドルの罰金を同社に課す法案を通した。これに先立ってニューヨーク州とシカゴでも同様の規制ができ、法的措置の厳格化は新たな段階に入ったといえる。