ボブ・アイガー氏が同社CEOを務めた15年間、メイヤー氏は戦略部門のトップのひとりとして(2015年、最高戦略責任者に就任)、ピクサー(Pixar)、マーベル・エンターテインメント(Marvel Entertainment)、ルーカスフィルム(Lucasfilm)、20世紀フォックス(20th Century Fox)の買収を牽引した。当時、GoogleやFacebook、Netflixらのテック企業が市場を支配し、タイム・ワーナー(Time Warner)やNBCユニバーサル(NBCUniversal)などのライバルがテレコム大手に身売りするなかで、ディズニーはこれらの買収により、最大級のメディア企業としての地位をさらに強固なものにすることができた。