第3位は「項羽」だ。秦の末期に現れた楚の武将で、「西楚の覇王」とも呼ばれ、武力に秀でていた。記事は、日本人は武士道を崇めるので項羽がランク入りしたと分析した。中国国内でも項羽は傑出した人物とされており、日本でも人気があると伝えた。
第2位は「諸葛孔明」だ。記事は、日本人の三国志好きは有名だとし、そのなかでも特に諸葛孔明が人気なのは、「神がかった軍事的指揮能力」と、「悲劇性のある英雄」だからだと分析した。日本人は傑出した才能を持ちながらも悲劇的な最後を遂げる人物を好む傾向があり、孔明はこのイメージにぴったりだとしている。
第1位は「曹操」だ。三国志の英雄の1人である曹操は、日本人にとって正義の一面がある一方で偽善的な一面もあり、人間臭さを感じると分析した。同時に、曹操は詩人としても評価が高く、中国の歴史に多大な影響を与えた人物で、特に曹操の天下無敵の強さが人気の理由だとしている。