将棋を頑張る以外に父のためにできることはありません。力になってくれる奨励会員もいました。覚えているのは、高見さんと永瀬さん(拓矢王座)です。高見さんは「応援しているよ」と言ってくれて、「将棋指そう」と誘ってくれました。兄弟子の永瀬さんは、自分の研究会に私を入れてくれたりすごくお世話になっていて、父を亡くした直後は指す機会を増やしてくれました。そのお陰で、積み上げた白星を無駄にせず、父が亡くなって1カ月後の例会で5級に上がることができました。父には心の中で「5級に上がったよ」と報告しました。

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