「脂肪で太るのは肉の脂身などの動物性脂肪が大半です。しかし、ピーナッツの脂肪は太りにくい植物性の上に、動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果のあるオレイン酸、リノール酸が多く含まれています。また、全身の血管を強くしなやかにする働きのあるパルミチン酸、αリノレン酸も豊富です。さらに脂肪の他に太る原因として最近注目されているのが、消化が始まると血糖値が急上昇してインシュリンが糖質を脂質に変えてしまう現象です。米やパンは食べると血糖値が急上昇して糖質が脂質に変えられて体内に蓄えられ、結果的に太る一因になるといわれていますが、ピーナッツは非常に緩やかな上昇にとどまるので、太りにくいのです。小腹がすいたときなどにはちょっとつまむのにはとても良い食品です」