・マリファナには中毒性があるとされ、多くの国が法律で禁じているのはなぜなのか。その起源は、100年ほど前にさかのぼる。当時、米国にウィリアム・ランドルフ・ハーストという新聞王がいた。彼は新聞を売るために、マリファナの糾弾に力を入れた。ハーストは、新聞を売るのと同時に林業の権益や製紙工場を所有していた。木材ではなく、大麻からも紙を作ることができるので、産業が大きくなるのは脅威だと考えたのかもしれない。
・マリファナの栽培地として有名なメデリンは気温が一定で降雨もあり、土壌も栽培に適している。それが、メデリンがマリファナの栽培地になった理由だ。邪悪な人々が多かったからではなく、マリファナの成長に有利な地域だったことが大きい。