2009年のIEAの予測では、15年までに世界の太陽光発電の発電量は5ギガワットになるだろうとのことだった。しかし実際は違っていた。この予測が行なわれた09年の段階で、実際の発電量は8ギガワットに達していたのだ。10年には、15年の予測が8ギガワットに上方修正された。11年にも再度上方修正されて11ギガワットになった。12年には、24ギガワットと予測した。14年には、翌年の太陽光発電の発電量は35ギガワットになると予測していた。15年の実際の発電量は、56ギガワットだった。
18年、IEAは世界の太陽光発電の発電量は90ギガワットになると予測し、19年にはほぼ横ばいになると見積もって90ギガワットのまま予測を据え置いた。実際は、19年の発電量は105ギガワットを超えていた。