OpenSeaのユーザーはNFTを出品する時に、潜在的な買い手向けにNFTの「売値」を設定します。スマートコントラクトの性質上、買い手がその売値を受け入れれば、NFTは自動的に買い手の所有物となります。ただし、NFTの所有者がより高い売値でNFTを再出品したいと思った場合、正規の方法だと最初の出品を取り消す必要がありますが、これには手数料がかかります。そこで、一部のユーザーは手数料を回避するために、「NFTを別のウォレットに転送した後、元のウォレットに戻す」という方法を取っていました。こうすることでOpenSeaのフロントエンドディスプレイの情報から売値が削除されるのですが、元の売値はブロックチェーン上でアクティブなままなので、OpenSeaのAPIを通じて見つけることができたそうです。