「(パキシルやルボックスなどの)一般的な抗うつ剤である選択式セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を服用する患者の約20%が、日中の眠気や口内の渇き、多量の発汗、体重増加などを報告します。約25%は性的機能不全を報告し、約10%は焦燥感、筋肉のけいれんや引きつり、吐き気、便秘、下痢、めまいなどを報告しています」と指摘しました。さらに、抗うつ剤の長期使用者による副作用の自己評価を分析した研究では、71%が感情のまひ、70%が思考に霧がかかったような感じや孤立感、66%が性的機能不全、63%が眠気といった副作用を報告した