劉備は20歳も年下の若造のもとへ足を運び、頭を下げたのである。『三国志演義』において「三顧の礼」と呼ばれる故事だが、これは創作ではなく本当だったという。正史において孔明の上奏文(出師の表)に、次の一文が出てくるからだ。

「先帝(劉備)は、臣(わたし)を身分いやしき者となさらず、みずから身を屈して、三たび臣を草屋のうちに御訪問くださり・・・」

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