2月18日、厚労省のワクチン分科会副反応検討部会で、2月4日までに「新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例」が1474件に上ったことが発表された。
目を引くのが、うち3件が風呂場での死亡だったことだ。
「まだ3回目接種後の死亡例の症例数が少なく、因果関係は証明できませんが、1日24時間のうち、風呂場にいるのはわずか30分ほど。18人中3人というのは割合としてやや高い印象を受けます」
「浴槽に入る生活習慣は日本特有で、欧米にはありません。欧米で開発されたワクチンなので、浴槽に入ることによる影響への調査が不十分ではないでしょうか。浴槽に入ると体温が0.5~1度上がり、免疫に影響を及ぼすことがわかっていますが、そうしたことは考慮されていないと思われます」
「動物実験による研究ですが、ワクチン接種後に運動をすると、免疫の効果が強まるという報告があります。効果が強まることは副反応も強くなると考えられる。入浴も運動と同じで体温を上げる行為ですので、副反応の出にくい高齢者にも、強い副反応が生じる恐れがあります」
3回目を接種する場合は、「接種当日から翌日の夜までは念のため浴槽には入らずにシャワーだけにしておいたほうが賢明です」
ワクチン3回目接種後に「風呂場で死亡」報告相次ぐ、関係性はあるのか