例えば、将来、黄色を禁じるような運動が起こったとしよう。 何かを黄色に塗ろうとしたり、黄色を好むそぶりをみせたりしたら、 「黄色主義者」というレッテルが張られるんだ。 オレンジ色を好む人は、一応許されるが、疑わしい目で見られる。 さて、そこであなたが、黄色には何も悪いところはないじゃないか、と 気づいたとする。それを言い触らして回ったら、たぶんあなたも黄色主義者と 呼ばれ、反黄色主義者との際限ない議論に巻き込まれるだろう。 もちろん、あなたの人生の目的が黄色の復権にあるのなら、 その闘いがあなたのやりたいことだろう。 でも、あなたのやりたいのがいろいろな問題を考えてみることだとすれば、 黄色主義者と呼ばれることは邪魔でしかない。 愚か者と議論する者は愚か者になるのだ。

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