ホオジロザメは映画「ジョーズ」で有名。凶暴で、6メートルを超える個体も確認されている。海面付近で泳ぐオットセイ、イルカなど大型の海洋哺乳類を真下から攻撃。獲物をくわえたまま空中に10メートル近くジャンプすることもある。

 イタチザメは、口に入るものなら何でも食べる。水面で休む水鳥を丸のみにしたり、ウミガメも甲羅ごと食いちぎる。石垣島などの漁業被害のサメ駆除で多く捕獲され、漁師相手に大暴れする。

 体内の塩分濃度を調節し、淡水でも棲息可能なオオメジロザメは、しばしば川にも進入。必然的に人間との接触機会が多くなり、特に恐れられている。先月も那覇市内を流れる川で1メートル弱のオオメジロザメが見つかり“人食いザメ現れる”と報道されたばかり。男性ホルモンのテストステロン値が高いと言われており攻撃的。ホオジロザメほど知名度はないが、海外では命に関わる襲撃はオオメジロザメのケースが多い。

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