創業は1918年、大阪・福島である。『パンの明治百年史』によれば、創業者の桐山政太郎氏は広島県出身で、神戸に出て戦前の神戸を代表する西村製パンの卸売業を始めた。

 神戸から大阪までパンを運ぶ仕事をするうち、多くの得意先から後押しされ、自らメーカーになろうと起業し急成長している。自らの出発点が神戸にあることに加え、神戸のブランド力を実感していたことから、社名を「神戸屋」とした。

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