ガラパゴスペンギンは89%が繁殖期に特定のパートナーと一緒にいることがわかっており、他の種のペンギンでも59%~89%が特定のパートナーと合流するとのこと。一方で、コウテイペンギンで繁殖期に特定のパートナーを探しているのは全体の15%にとどまったことが報告されています。
「ペンギンのようなコロニー性の鳥類は一夫一妻制かもしれません。しかし、それは『課外活動』が行われていないという意味ではありません」
ペンギンは社会的に一夫一妻制ではあるものの、性的には一夫一妻制ではないとのこと。すでにペアが存在している他のペンギンと交尾をしたことが本来のパートナーにばれて、ドロドロの愛憎劇を繰り広げるという人間と同じような展開もあるそうです。