朝鮮半島は1910年8月から45年8月まで35年間、日本の植民地だった。

その前は、朝鮮王朝が500年以上続き、1897年10月に最後の国王・高宗が皇帝に即位して、国号を大韓帝国と改めた。

従って、1910年の韓国併合まで大韓帝国は約13年間継続したことになる。

1876年に日本と日朝修好条規を締結した後も、「属国自主」を掲げた。

日清戦争で日本が勝ったことにより、下関条約(1895年4月)で「朝貢体制」がなくなり、朝鮮は「条約体制」だけに属することとなる。

日露戦争(1904年~5年)前後から日本は本格的に韓国保護国化を企て、第2次日韓協約(05年11月)によって外交権を掌握、英・米に韓国の保護国化を承認させた。

日本は韓国統監府を設置して内政も支配し伊藤博文が初代統監になる。

伊藤は韓国で憎まれ、1909年10月に伊藤がハルビンで暗殺されると犯人の安重根が〝英雄〟になる。

伊藤の辞任後、抗日の義兵運動の盛り上がりや統監政治の行き詰まりにより、日本は一挙に韓国併合へと動く。韓国併合条約締結は1910年8月だった。

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