富山大学では、切除不能局所進行すい臓がんと診断された144件中、化学放射線療法で48件(33%)がコンバージョン手術を行うことができた。しかも、その後の5年生存率が58・6%にも上っているのだ。手術不能と診断されたすい臓がん患者の約2割が5年生存しているわけだから、すい臓がん患者全体の5年生存率(男性8・9%、女性8・1%)と比べて、倍以上の成績である。

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