――第8話のSTARRYでのライブシーンについて聞かせてください。ライブの1曲目「ギターと孤独と蒼い惑星」の歌はアフレコスタジオで録ったという話ですが、演奏もCD音源とは違って、かなり下手な演奏になっていましたよね。あれはどうやって作ったのでしょうか?
そもそもの前段から話すと、あのライブシーンはモーションキャプチャーで撮影したものをトレースして画に起こす作業をしているので、楽曲の納品もモーションキャプチャーをする日程に合わせる必要があって、すごく大変だったんです。
ドラムのOKテイクを録ったあとに、「こういう理由で、緊張してもたってしまうドラムをお願いします!」と、めちゃめちゃ上手い人にお願いしました(笑)。
あの場面は設定的に、ぼっちは弾けているし、ベースもそんなに崩れていないんですよ。でも、ドラムがズレると必然的に演奏が合わなくなるので、ドラムによれてもらって。実は喜多ちゃんのギターもちょいちょい弾き損じているんですよ。楽器陣はそんな感じで録り直しました。