『今着いた。これから向かうね』という文章の場合、『いま』『着いた』『これから』『向かうね』というようにバラバラに分解して送信します。これを言語学では『打ち言葉』と呼んでいて、『話し言葉』『書き言葉』と区別して研究されています。句読点が省略されるところが大きな特徴ですね。スマホのキーボードを1回押して句読点を1つ付け足すくらいなら先に送信してしまおう、というスピード重視と経済的な態度が現れています。つまり、句読点が多い、片仮名や絵文字がやたら多い、長文で読むのが面倒くさい、聞かれていないのに近況報告をする、といった特徴があるおじさん構文とはまったく逆の言語世界というわけです。

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