―『Drums & Wires』『Black Sea』を手がけたスティーヴ・リリーホワイトとヒュー・パジャムが、ゲート・リヴァーブという手法を編み出し、レコーディングに取り入れていく過程を、ドラマーの立場からどのように見ていましたか?

ヒューはのちに、ピーター・ガブリエルやフィル・コリンズのレコーディングでもゲート・リヴァーブを使っていた。ポリスはあるとき新しいプロデューサーを探していて、僕らがヒューを推薦し、そこから結果的に『Synchronicity』が生まれた。あのアルバムのドラムサウンドは、かなりヒュー・パジャム的だ。

ヒューやスティーヴという特別な人たちと仕事ができたことを、僕は光栄に思っている。ただ、彼らはXTCと組んだことで一切儲からなかっただろうね。スティーヴが儲かるようになったのは、U2と組んでからだろうしさ(笑)。

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