友人や知人に対し、どのレストランや映画、美術館に行きたいかと尋ねた時の反応を調べた。その結果、どのような状況であれほとんどの場合、相手に特定の選択肢を選んでほしいと答えた。そして、相手が選択しなかった場合(尋ねられた人はおおらかに見られたいという理由で頻繁にそうしていた)、相手に対する好感度が下がり、今後その人と外出したいと思わなくなった。
なぜか。自分の選好を伏せると好感度が上がると思うかもしれないが、実は、人があなたに意見を求める時、彼らは概して意思決定の助けを求めている。友人が意見を言わないことで決断が難しくなり、この不快な経験が相手に対する印象を悪くすることが多い。