心筋梗塞や狭心症はコレステロール値が高いほど起きやすくなりますが、世界中で正常値よりも少し高めのほうが長生きするという疫学的なデータがいくつも出されています。

コレステロール値が高いほうが、免疫力が高く、がんになりにくいことがわかっています。コレステロールは、がん細胞のもとになる“できそこないの細胞”をやっつけてくれる「NK細胞」の重要な材料なのです。おそらくコレステロール値が高い人ほど免疫活性が良いのでしょう。

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