日本の円は明治政府により1871年に定められている。記号では「¥」となり、JPYとも表記される。

もともと中国の通貨単位であった「圓」(Yuan)が、日本のYenに転訛したとの説が有力となっている。

中国の通貨単位である「元」は「円」の正字「圓」の同音を当てたものであり、韓国・北朝鮮の「ウォン」も「円」の朝鮮語読みとなる。

韓国のウォンは「圓」の朝鮮語読みとなるが、通貨記号はWに横線を二本入れたものとなっている。これに対して人民元の通貨コードはCNY(Chinese Yuan)であるが、通貨記号は「¥」で表示する。つまり円と人民元の記号は同じなのである。

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