タップ合わせ(紙に原画・動画を描く際、それぞれの位置がずれないように作画用紙には穴が空けられており、そこにタップと呼ばれる金属プレートをはめ込む)もデジタルで再現できます。
ところが、いったんそこに(別の担当者による)アナログの作業が加わると「デジタルで描いたものをプリントアウトし、タップ穴を空ける」という作業が入ります。
その過程で「タップずれ」(絵と絵の位置が合わなくなること)が発生してしまいます。これはどんなに注意しても完全に防ぐことは難しいので、上がってきた紙の原画をもう一度スキャンしてデジタルで位置を直しといった作業が生じます。