現代社会は男性の筋肉や攻撃性を必要としなくなったとよく言われるが、わたしたちはいまでも、戦争で戦うことなど、体力的にきつい、危険な仕事の大部分を男性に頼っている(性差が流動的となる未来でも、男性は力のいる、汚い、「報われない仕事」をすることになる。融通の利かないジェンダー平等は「馬鹿げている」)。

男性に汚い仕事をさせることを相変わらず期待するのなら、男性の強さに何らかの価値を見出すべきではないか。そして、男性と異性関係を結ぶ女性はパートナーの攻撃性をある程度責任をもって尊重している。「どんなにたくましく、どんなに自立した女性でも、いざとなったら少なくとも体力的には男性から守られたいと思うだろう」

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