実はコーヒー豆は野菜と同じ生鮮食品。時間と共に傷んでいき、豆に含まれる油脂成分が酸素と反応し、どんどん酸化していくという。すると油脂成分は有害なヒドロペルオキシドという過酸化脂質に変化し、このヒドロペルオキシドは胃では吸収されず、小腸で吸収されるのだが、吸収される際に腸管を刺激するため激しい腹痛を起こすことがあるのだという。
コーヒー豆の賞味期限は煎った日から豆の状態だと「およそ90日」で、挽いて粉になっていると「7-10日程度」で、インスタントコーヒーの場合は、開封後1ヶ月程度ということだ。それ以上の保存は、密閉容器に入れて冷凍庫などで保存するのがよい。