ベンチャーキャピタリストのベン・ホロウィッツも、投資先の企業で「視点の交換」を実践したことがある。

ある会社で顧客サポート部門とセールスエンジニアリング部門が互いに対して「辛辣な不満」をぶつけ合っていて、コラボレーションを拒んでいることに気づいたためだ。

母親と娘の中身が入れ替わってしまうという設定のコメディ映画『フォーチュン・クッキー』を見たばかりだったホロウィッツは、両部門のトップに役職を交換するよう指示した。

その試みは功を奏した。わずか1週間で、両部門のトップは、相手の直面している課題についての理解が深まり、対立の原因になっていた問題を解決することができたのである。

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