Twitterからの移行先となるサービスは“改悪化”の罠を回避できるのか? | WIRED.jp
Twitterからの移行先となるサービスは“改悪化”の罠を回避できるのか? | WIRED.jp
投資家から潤沢な資金を調達した初期のプラットフォームはユーザーを手厚くもてなす。
ユーザーがフォロワーを増やし、ネットワークに馴染むのを助けるのだ。
しかし、ユーザーが心地よく定着するとプラットフォームはルールを変え、利益の最大化を目指すようになる。
テック業界の独占企業と、例えば、鉄道産業の大手企業との違いは方向転換の速度にある。
マスクがCEOになってからの「Twitter」はよい例だ。
ある日突然、有料プランの「Twitter Blue」に加入して金を払わなければフォロワーに向けて発信できなくなったり、じゃまな広告で見たい投稿を見られなくなったりするのだ。
救済策はない。プラットフォームが利益を追求するほど、ユーザーはより有害な方法で搾取される。やがてそれが限界を超えてサービスは使いものにならなくなる。プラットフォームが自らを壊してしまうのだ。