2020年に中国浙江省秦山原発が放出したトリチウムは約143テラベクレルだ。
福島第1原発が年間放流するトリチウムの総量に当たる22テラベクレルの6.5倍に及ぶ。
中国の広東省陽江原発は2021年にトリチウムを約112テラベクレル放出しており、同年、福建省寧徳原発は約102テラベクレル、遼寧省紅沿河原発は約90テラベクレルのトリチウムをそれぞれ放出したとされている。
いずれも福島原発汚染水から年間排出予定のトリチウムの量より多い。
「英国の海峡に放出されるフランス北部のラ・アーグ再処理施設から出るトリチウムの量を見てほしい」
「そこでは福島の450倍に及ぶ年間1万テラベクレルを放流している」