フェイスブックやインスタグラムに投稿する人は、意識的か無意識的かは別にして「自慢」をします。フェイスブックに時間を費やすと悲しい気持ちや寂しい気持ちになる、という学術的な調査結果がありますが、なぜ、人の気分に悪影響を与えるのか。実は、これも比較が元凶なのです。
投稿者のほとんどは自分の人生の良い部分を披露します。家族で食べたレストランのご馳走、かわいい子供の表情、素敵な休暇、輝かしいキャリアなどを示唆した写真や文を見せつけられると、「なんて素晴らしい毎日を過ごしているんだ、それに比べて自分はパッとしない」と、得も言われぬ敗北感やモヤモヤを感じさせられるわけです。