年を取っても元気な様子をあらわす「矍鑠」(かくしゃく)という言葉がある。

これは1世紀の中国は後漢時代のはじめ、馬援という将軍が語源である。

60歳を過ぎて馬にまたがり、反乱軍の討伐を願い出た彼を、光武帝は「矍鑠たるかな、此の翁や」と称えた。また常日頃から馬援は「老当益壮」(老いては、まさに益々盛んなるべし)と言っていたそうだ。

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