カロリーを制限すると細胞内でNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)と呼ばれる化合物が増えます。
NAD+は、別名『長寿遺伝子』とも呼ばれるSIRT遺伝子を活性化させて、細胞老化を遅らせるのです。
ここ2~3年の間によく広告を見かけるようになったサプリメントのNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、NAD+の前駆体、つまりNAD+
ができる前の段階の物質です。だからNMNを摂取すればNAD+がより多く作られて、SIRTの活性化につながる、すなわち長寿効果を期待できるというわけです。