2030年までに、インドの生産年齢人口は10億4000万人となり、生産年齢人口に対する非生産年齢人口(子どもと高齢者)を示す従属人口比率は31.2%と過去最低になる予想である。これは、漸増する世界の労働人口の4分の1弱を占めることになる。なお、生産年齢人口の増加は2055年まで続くと予測されている。

「アジアの奇跡」は、この傾向を利用することで築かれてきた。日本は1964年に、韓国は1967年に、中国は1994年にこの好機に入った。また、インドには英語話者のSTEM(科学、技術、工学、数学)分野の卒業生が世界で最も多く集まっている強みもある。

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